こんにちは!八坂です。
最近は、スタッフが子ども2人に対して1人は対応するようになり、きめ細かくサポートができるようになりました。なので、ぼんやりしたり、試行錯誤してもよいのですが、上手に子どものやりたいことを聞き出し、創作を促していきます。
その中で、「自分はこういう過程で進めていくのだ!」とあらかじめ決めている子どももいます。何度も通っている子どもは、ほとんどそうなります。
最初はペットボトルにあれこれ詰めて水を入れます。いろいろ溶けて混ざる前は、レジンに小さいパーツを入れて固めたファッションチャームのような見栄えです。
そして、色彩表現の爆発。書き殴っているだけではと思わがちですが、皆さんご自身でこんな風に表現できますか?色彩で表現するということは、感情をストレートに表しているということです。ありあまるパワーの発露の赤、さまざまな感情の混色。これが次の段階です。
そして、目的の細かい木工工作です。バルサ材を組み立て、ロボットが寝そべってテレビを見ている様子です。時計もあるし、テレビにはチャンネルリモコンみついています。これらを箱にきれいに収めて、フィギュアセットにしました。
最初の二つの表現を経て、目的の工作を完成することができました。主に、色彩表現は発散行為であることが多いのです。なので、色水と絵画表現ですっきりした後に、満ち足りた気分で工作をしてくれたという事になります。
このワークに慣れてくれた子どもは、だいたいがこうやって自分自身でその日のメニューを決めるようになります。これは、今後の「自分で計画立てて行動する」ということに役立つこととなるでしょう。