☆秘密基地大作戦☆@栃木県益子町

投稿者: | 2014年5月19日

昨日5月18日は、栃木県芳賀青年の家にて開催された「☆秘密基地大作戦☆」イベントにて、工作する子どもたちの裏側で、感受性・創造力の大切さを主題に1時間ほどお話させていただきました。

主催されているのは、一般社団法人真岡青年会議所のこども創造力育成委員会の皆様です。
最初にお声がけいただいたのは1月末ごろでした。その後わざわざ渋谷までお越しいただいたり、メールでのやりとりの末、昨日を迎えました。

本当は、子どもさんが秘密基地を作るイベントのお手伝いのほうが得意でしたが、今回初挑戦で講話にトライさせていただきました。

タイトルは 「自由創作の先にあるもの」~色で形で、自分を表現する解放感~ です。
子どもの心理の発達の簡単な説明と、私のワークで経験した子どもさんとのやりとりをお話させていただきました。
時事ネタでLINEアプリのことも少しだけ。私は好きじゃないので、アンインストしてしまいましたが、大勢の方がLINEを楽しんでいますからねぇ。でも、チャットってネット上では上級レベルのコミュニケーション手段ですし、われわれがチャットすると言ってはじめても、決められた1時間くらいなものです。(skypeとかFaceTimeなんかも)。四六時中、ぽろんぽろん呼び出しのかかるLINEはちょっとお付き合いできませんです。

という感じで、少し脱線が入りつつ、創造力はどういうものか、どうやって引き出せばいいかなどとお話しました。
講話の様子は、自分では写真を撮っていませんので、後ほど写真をもらえれば載せたいと思います。

さて、本筋イベントの「☆秘密基地大作戦☆」の写真をアップします。

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まず、野外のそれも自然の中でのイベントなので、素材のスケールが違います。木材やタイヤ!そして、綿!??

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さて、いよいよ完成した秘密基地!
約5人に分かれた、ほぼ初対面の子どもたちが10班。そこに、青年会議所の委員会メンバーが補佐で入ります。
技術面での補佐です。それ以外は、一切口出しをしなかったそうです。

後にきいた話ですが、30分ほどであっという間に子ども達は打ち解けたそうです。私は、製作がはじまって2時間過ぎたころに見に行ったのですが、どのグループも以前からの仲良しの集まりにしか見えませんでした。
対象になったは、小学校3、4年生だそうです。

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ソファとベッドがあります。フローリングの上にカーペットも。モダンなお部屋風秘密基地。

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壁に絵が描かれていて、長い竹が印象的な秘密基地。こちらも半屋根タイプでした。

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合言葉が必要なのです。

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委員長さんと「この屋根ちゃんと箒で押さえがしてあって、よく家を観察してますよね」と話していたのですが、後に子どもに聞いた結果「かっこいいから飾りにした、あとここに箒があると掃除が楽」との事でした。われわれの固い頭での想像の斜め上をいく答え!さすが!玄関前のエクステリアにも力が入っていました。

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全部覆うタイプの秘密基地。右側の基地からは、完成後はほとんど出てこなくなってしまいました。たしかに、一緒に入ってゴロンと横になりたくなるような空間です。

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会場の範囲には、少し木が茂って斜面になっているゾーンもありました。その立地が悪そうな条件にあえて挑んだグループもいました。そこは、風を取り込んだつくりで、新聞紙ののれんがふわふわとゆれています。

委員会の方も気づいていましたが、女の子が多いグループは装飾に凝っているようです。壁にほとんど絵がありますし、家具にも絵があります。ポップだったりモダンアートだったり。

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ダンボール切りは、力いっぱい!でもそれが楽しいんだよねぇ。

この後は、秘密基地の中でみんなでお弁当です。(デジカメで撮っていなくて、iphone画像です)
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とても素敵なイベントでした。
子どもたちの逞しさ、工夫する思考がすばらしいです。
合言葉を使うのも、壁がぺたんと倒れるのを倒れなくする工夫や、斜面に水平な床をつくる工夫、ほとんどアドバイスなしでクリアしていったそうです。

講話の機会をいただけた事もありがたいですが、この子どもたちの創造する姿に、私もまた大きな元気をもらって帰ってきました!
お招きいただいた、真岡青年会議所の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。