こんにちは
冒険工作ランド 八坂です。
1月の更新からすっかり日が空いてしまいました。
実は1月下旬に引越をしたのです。
工作ランドの会場(渋谷綜合文化センター大和田)にも
半分くらいの時間で行けるようになりました。
それはうれしいのですが、部屋の中はまだまだ混乱したままです。
さて、ずっと遅くなりましたが、11月の作品をご紹介させてください。8才男子の作品です。
男女二人で参加してくれたのですが、窓際の席で二人であれこれ相談しながら、それ
ぞれに創作をしてくれました。小学校中学年くらいでしたので、作品にもテーマ性が見られます。
自分で作りたいと思うものは、最後までじっくりと作るものなのです。
「きつね」だそうです。
これは、きつねが食べる「えさ」
子どもたちは、元来何か作ろう、やろうと考えるとほとんどが実行しようと考えるのだと思います。それは自分自身で「やろう!」「やりたい!」と思うものだからです。
なので、図画工作の時間が退屈だとか嫌いだというのは、その教材に興味がなかったり、そんな気分ではない時なのだと思います。自分たちの体験で、風景画のスケッチにしても授業時間に外に出られるのは楽しいけれど、景色なんか描きたくない、そう思ったことはないでしょうか。自画像を描けと言われても、自分の顔を見つめてうーん・・という感じでした。それはつまり、その時には自分の顔など描きたくないのです。授業なのだから、気分が乗らないからと言ってやらない訳にはいかない。さらにその先には通信簿上でその評価を突きつけられるのです。それではとても楽しい時間にはならないでしょう。
絵画、音楽、木工技術、裁縫など。それらは興味をもって日々訓練しないと、いわゆる一目見て完成された作品を作り出すことは難しいものです。スポーツも同様に日々の練習の成果ですよね。ただし、最初につまらない事、苦手な事という意識をもってしまっては、さらにそれらに取り組む気力がなくなり、ますます評価が下がってしまう、という悪循環に入ってしまいます。
まずは、「興味をもつ」「好きになる」。これらが、創作やスポーツの技量を伸ばしていく秘訣だと思います。
冒険工作ランドでは、そんな風に工作を好きになれるよう、お手伝いをしています。