冒険工作とは

何かを作るということ

 図画工作の時間、苦手だからやりたくない!とか面倒くさい!そんな声をきいたことがあります。

それは、実は本当に作りたいものが作れない、作りたい気分じゃないのに無理に課題をこなさなければならない、評価をされる・・など、ちょっぴりきゅうくつな時間に感じられるからかもしれません。

本来、作りたいイメージを頭の中に描き、どうやったらそのイメージを完成させられるか手順を考え、実際に手を動かし作り上げる、絵を描く、物を作るということは、計画するチカラや材料を吟味するチカラ、段取りをするチカラなのです。大人の我々は、そういった能力を高めるために、セミナーに出たり大勢の人とコミュニケーションをとって訓練しています。けれども、子ども達の脳は、まだまだ若く柔軟。何もないところから、作りたいものを計画し、実行し、完成させることができるのです。

また、色を扱ったり粘土の触感を楽しむことはアートセラピーでも実証されているように、メンタル面において、ある程度の効果をもたらすことが知られています。色を使って「幸せな、楽しい、悲しい、怒り、孤独、不安」さまざまな感情を吐き出すことが可能になります。

冒険工作ワークショップでは、これらのカラーの作用と自由な工作を通して、多くの子どもの心を満足感で満たし、遊びがいっぱい詰まった時間をたっぷり過ごしてもらうことを目的としています。

ワークショップについて

  「自由に何か作るって、すぐにはできないよ!」

いきなり自由に何でも描いてもいいよ、と言われても、なかなか創作に入れない子どもさんもいらっしゃいます。

水彩絵の具、色鉛筆、クレヨン、マーカー。白い画用紙、色画用紙、折り紙、木工材料、紙粘土、カラービーズ、バルサ材など、工作するためにあらかじめ決められたキットや工作セットではない素材を準備しています。

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それらの素材を子どもさん自身に選んでもらい、その日の気分でやりたいこと、作りたいものを考えてもらいます。

そのほか、何かを作らずに、新聞紙を破いたり、ダンボール箱に入ってみたり、色紙を切ったりするだけでもまったく構いません。
お友達の作品を壊したり、材料の取り合いをしないというお約束を守っていただければ、全くの自由時間となるのです。

そして、90分ほどあそびを楽しんだところで、お開きとなります。
作品は、できればお持ち帰りいただきます。
でも、ときどき「いらない」という子どもさんもいらっしゃいますので、その時は作品はこちらで大切に預からせていただきます。

また、作品の記録をとらせていただきたいので、写真撮影をいたします。
こちらも、子どもさん、親御さんの承諾制となっておりますので、不都合がある場合はお申し出ください。撮影はいたしません。

<ワークショップ参加にあたっての注意事項>
・お洋服に絵の具がつく場合があります。当日は、絵の具がついても良いような、汚れても構わない服装でお越しください。

それから、保護者の皆様に二つだけご理解いただきたいことがあります。

このワークショップは、決まった席でじっと創作したり、おしゃべりを止めるような教室タイプのワークではありません。中には創作をはじめる過程で最初に出歩いてお友達の様子を見たり、材料を吟味したりする子どもさんもいます。けれど、そういった行動もすべてこのワークショップでは許されています。
子どもたちは創作に夢中になると、作業に集中しておしゃべりも出歩きもしません。けれど、一通り創作が終わって満足し、まわりの様子が気になるようになると、出歩いたりおしゃべりを始めて、周囲の子どもとコミュニケーションをとるようになります。
そういった流れを考えて、「出歩いてはだめ、おしゃべりはだめ」という決まりごとは設けておりません。
ただし、お友達の作品を壊したり、危険なものに触ろうとする場合は制止させていただきます。会場が小学生向けの工作室であることから、木工用の「万力」が設置してあったり、陶芸用の「電動ろくろ」などが置いてあります。これらは使い方を誤ると危険な道具ですので、触れないように注意をさせていただいております。

子どもアート療法士とは

株式会社ハート&カラーが認定した、末永ハート&カラー・メソッド及び「子どもアート療法士画材セット」を用いて、幼児・児童を対象に自由創作を通した子どもの想像力や柔軟な心を育てることに携わるものを指します。

株式会社ハート&カラーについては、こちらをご覧ください。

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