冒険工作ランドブログ 一覧

2018年を振り返って

みなさん、こんにちは

冒険工作ランド 八坂です。
いよいよ年の瀬、みなさま年越しの準備はスタートされましたでしょうか?

さて、このワークショップも一人で始めてからまもなく8年目になります。
当初は神奈川県大和市からえっちらおっちら渋谷駅前までジェラルミンのスーツケースに画材を詰め込んで通いました。その当時は参加者は1人~3人程度。部屋代、材料代、交通費の方が多く出て、赤字運営が続きました。
途中、半年ほど疲れてさぼっていた時期もありますが、2年前に喘息を発症してしまい、それからガラリと運営スタイルを変更しました。

現在活躍してくれているスタッフさん達。
自由創作メソッドを習った「色彩学校」へ、同じ資格を持つ人へメッセージを送ってもらいました。喘息でうごけない私のかわりに子どもたちの面倒をみてもらい、さらに豊かな経験則からのアドバイスももらえる。もう少し規模が大きくなるなでは人に頼れないと思い込んでいた私に、大きな思考転換の機会を与えてくれました。

もちろんその頃も5人程度しか参加者はいなかったので、ようやっと交通費を渡すくらいの規模でしたが、それでも気持ちよくスタッフとして参加してくれました。
おかげさまで、今では10人以上の参加者に対して3~4名のスタッフ。子ども達へのきめ細かいフォローと、保護者への対応で大活躍してくれています。また、何年も続けて参加してくれる子どもたちも増えてきて、「今日はやる事決めてきたよ!」と頼もしい声も聞こえます。

さてさて、ここからが本題。
冒険工作ランドがこれからどのように変化していくのか、あれこれ模索していますが、何となく目指す形が見えてきました。

当初は、専用の事務所を借りて「アトリエ化」したいものだと考えていました。
そうすれば、決まった曜日、時間でのワークショップ開催が可能になり、お稽古事の一つとして考えてもらえるようになるでしょうということ。
ですが、保育士資格を取得するための勉強と、先日受講した放課後児童クラブの補助員の講義の中から、自由創作のアトリエだけではなく、もっと総合的に子どもが居心地よく過ごせる場所を作りたいと考えるようになりました。
目指す形は「民間学童」です。

気持ちの上では準備開始をしているつもりですが、まだ実際にはスタート地点にも立っていないでしょう。私自身、保育園や学童での経験を積んだ上で、具体的な道筋をたてていきたいと思います。
来年2019年はその第一歩となるよう、身の振り方を考えていきたいと思います。


子育て支援員研修に参加して

先日、東京都の子育て支援員研修に参加してきました。放課後児童コースです。
以前は学童クラブと言ったものです。

国の制度に始まって、子どもの精神発達について、虐待について、そして放課後クラブは子どもたちにとってどういう場であるか?それらを学びました。
保育士試験のため、独学で学んだことの総復習です。「愛着形成」というと、ただ覚えただけの「アタッチメント、ボウルビイ」という言葉しか出てきませんでした。
「愛着形成」とは、子どもが安心して頼れる関係を作ること。赤ちゃんがふえぇぇと泣いて何かを訴えると、母親はすぐに赤ちゃんの目を見て答えます。そうやって、この人が自分を守って愛してくれる人だという事を認識し、愛着が形成されていきます。

放課後クラブや児童館の学校との違いは、その「愛着形成」があるかないかではないかということです。学校でもまったくの愛着がないわけではありません。ですが、「教える」ということを優先するがあまり、「共感する」という行為が後回しになってしまうそうです。
放課後クラブや児童館は、第二の家庭のように過ごせるようであるべきだ、私はそのように受け取りました。

今回の研修に参加してよかったと思うのは、冒険工作ランドが、学校ではなく放課後クラブのように、自主的自発的に工作する場所であることを再確認できたことです。スタッフは子どもたちの気持ちをゆったりと受け止めて相対していますし、何年も通ってきてくれている子どもたちとは、信頼関係も結べていると思います。

保育園が足りない、その時代の子どもたちが小学校に上がれば放課後クラブが足りなくなっていきます。じっさい、放課後クラブの待機児童がどんどん増えつつあります。
私自身も、今後どのように冒険工作ランドを続けてゆくか?
いろいろと考える機会となりました。


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