つながる、派生する

投稿者: | 2017年8月13日

こんにちは、八坂です。

さて、お盆に入り夏休み後半に入りました。
先日は、南信州へ小旅行しました。赤沢森林鉄道、トロッコ列車に乗ってきました。山から降りる時は木曽五木のヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキの休養林の中をのんびり散策できます。

そちらでも、駐車場に子ども向けの工作スペースが開かれていました。切り出したヒノキの端材を使っての工作ができて、大人は森林浴、子どもは工作と家族で楽しめるようになっています。私も工作体験はしてみたかったのですが、バスの時間が・・。今度はもっとゆっくり訪れたい場所ですね。

さて、作品のご紹介、第三弾です。
今回は、線画です。この子どもさんは4才の男の子。最初はねんどあそびをしていましたが、水彩絵の具で絵を描きたいと、まずは人物を描きはじめました。
途中の段階はありますが、最終的には2枚目の絵になります。最初の人物からどんどん線が延びだし、派生していきました。

四つ切りの画用紙では小さかったようなので、壁の模造紙に描いてみるように勧めます。そうすると、やはり左の中央上あたりにある人の絵を中心に、どんどん線がつながっていきました。その後は、周囲の子どもに刺激されて、手に色をたっぷりぬりつけて手形を押していました。

この線画は、さらに成長するにつれて、迷路になったり、文字書きに変化してゆきます。
粘土や手形の触感遊びと、知的な刺激を促す線画をいったりきたりしました。
こんな風にして、子どもの感覚は成長してゆきます。

 

8月は自由創作はお休みして、課題のある段ボール工作イベントとなります。
9月は17日開催を予定しております。
今週中にはご案内のメールを差し上げますので、ぜひご参加ください。